速筋線維を増やす方法 速筋と遅筋


今回は筋線維組織の観点から、筋トレについて話していきます!

速筋と遅筋は、主に筋線維が持つタンパク質の違いで分類され、遅筋と速筋の割合はまず、遺伝で決まることがわかっています。

今回は後天的に割合を変えることは出来るのかについて、書いていきます。


動物実験では、持久力トレーニングをすることにより、遅筋の割合が増えることがわかっています。
人間ではこのように顕著なタイプ変換が起こるかは確かではありませんが、遅筋化に進んでいくことは知られています。


速筋については、昔は宇宙飛行寝たきりなど筋を萎縮させる必要があると考えられていました。

しかし、アンダーソン(2000)の研究で速筋の割合を違った方法で増やせるのではないかと示唆されています。

その研究とは、レジスタンストレーニング(ウェイトトレーニング)を3ヶ月行った後、3ヶ月間の完全休養を取ることです。







研究の結果、速筋の割合により多くの、超回復が起こることがわかりました。

しかし、これにはデメリットもあり、長期にわたる休養のため、筋力自体はトレーニング前と同程度に低下してしまっています。

この研究で、速筋の割合や遅筋の割合をかえられるのではないかと感じます。
まだまだわからない分野だそうなので、これからの研究に期待です!





自分としては、3ヶ月の休養を少し短めに取って見るのも良いのではないかと感じました。
感じ取れないものなので、なかなか判断がつきづらいのですが、知識として取り入れておくべきなのではないでしょうか。

参考文献

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