筋肉と老化防止の関係性

今回は、筋肉と老化防止の関係性について書いていきたいと思います!


 指先を使う細かい作業は、脳を刺激するため、知育に良いとされています。微妙な運動の調節を脳で行うため、繊細な運動は脳をよく使います。

 しかし、筋肉の運動そのものが、脳を刺激することもわかっています。


 

三重大学の征矢英昭助教授らのグループは、神経細胞が激しく活動すると、ある特定の遺伝子が発現することに着目し、運動により脳のどの部分が強く活動したか調べました。

 この研究により、大脳運動野だけでなく間脳の視床下部(神経細胞)に強く活動が見られました。

 筋肉のみを直接刺激して運動させた場合でも、神経細胞が活性化されたことから「大脳の運動指令とは無関係に筋肉の運動が脳を刺激する。」ということを示しました。

 

 運動が脳を活性化させると言うことは、動物実験では実証されています。

 脳の「海馬」と言う記憶中枢のニューロンが、長期的に運動をすることによって増殖するためと考えられています。


 この実験から筋トレをすることによって、脳が活性化され、海馬と言うニューロンが増えます。

 これにより、認知症などを防ぐ役割があるのではないかと考えます。

 

 また、後日書こうと考えているのですが、ホルモンも老化防止と筋肉の関係性を調べる上で必要な項目の一つになっています。


 筋トレを行い老化を防いでいきましょう!


参考文献 トレーニングする前に読む本f:id:mukimukinnikun:20210519022522j:plain